アオサギ掲示板

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電線カワウについて 投稿者:多摩の関守    投稿日:10月18日(水)23時44分47秒

イヌワシ様

 大丸堰と上河原堰とは数キロしかはなれていないのに、結構鳥の構成がことなりますね。
大丸にはホシハジロは滅多に来ないし、バンも最近は来ていないようだし、依然上河原堰に
行ったときは、カンムリカイツブリ、ハマシギもいて大丸とは違うと思ったものです。(で
も、その当時さらに上流の立川あたりにはハマシギが来ていましたが・・)
 ところで、カワウがねぐらにしている高圧線はどのあたりにありますか。おおよそどのく
らいの数ですか?
 私も府中四谷橋近くの電線カワウに気づき夏頃から朝晩カウントしています。カワウは夕方
海に帰るものと思っていたのでちょっと驚き、季節的変動があるのかとか興味があるもので・
・。
 最近、都市鳥研究会の唐沢さんのHPで、我孫子市野鳥博物館の時田さんという方が、荒川
に架かる電線を200羽ほどのカワウがネグラにしていると報告されているのを見ました。
白井さんもかなり以前から知っておられたようで、珍しいことではないのかもしれませんが、
もう少し観察を続けて見ようと思っています。
 最も多いときで120羽位。60〜80羽位のことが多いですが、この数日、0〜2羽と
急に減少してしまいました。多分、一過性でまた戻って来るのでしょうが、今はどの辺りを
ネグラにしているのだろうと思っています。
 このところ、カワウが数十羽で魚を捕っている周辺を百羽前後のコサギと十羽位のダイサギ、
それに時たま少数のアオサギもくわわって、ぐるりを取り囲んでいる光景を頻繁に見ます。
カワウにおわれた小魚を岸辺で待ちかまえているのでしょう。カワウが編隊を組んで飛び立つ
とサギ達もそれに続きます。このようにして一日中、多摩川を何キロもいったり来たりしてい
るのだと思います。

 飛廉様
 
 今年の3月上野に行ったときは、アオサギはいなくてコサギとゴイサギを見ました。それに
しても、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメをはじめとするあの密度、
圧倒されますね。餌が売られていて、大勢の観光客がそれを買い与えているのですから。
 都心のカラスの凶暴化は、結局は生ゴミの問題に起因するのでしょう。人が餌を与えている
のと同じですから。数が増えすぎ、子育てに必要なテリトリーも確保できず、人が近づきすぎ
る頻度が高くなり自衛のために襲うのでしょう。餌確保も大変になり、かってはリスクが高く
手を出さなかった大きな鳥の雛などをねらうことも出てくるかもしれませんよね。
 多摩市では遅蒔きながらダストボックスが廃止され、生ゴミも自宅前に出すことになりまし
た。これで多分ハシブトガラスも増えるでしょう。多摩川に集まる多様な野鳥達の周辺に何事も
起こらないことを願うばかりです。
  


上河原堰周辺近況 投稿者:イヌワシ  投稿日:10月16日(月)21時48分20秒

15日(日)上河原堰周辺の常連のカルガモの群に、少し前から来ていたヒドリガモが
40羽程と増え、オナガガモ♂1、コガモ10羽位、マガモ♂3♀1、ホシハジロ5羽
(3羽♂他エクリプスか♀オカヨシガモは1羽?という感じで冬鳥の顔ぶれが増えてき
ました。
カイツブリの子供も親鳥程の大きさになり、親に絵を餌をねだっても、突き放されて、
ぴーぴー言っていました。
バンの子は、すでにひとりで行動していました。
アオサギ、コサギ、ダイサギも多く集まってきています。やはり、今年生まれの幼鳥
も混じっているのでしょうが、よく分かりません。
ゴイサギは、明らかに親鳥と違う、星を散らしたような模様の「ホシゴイ」で幼鳥と分
かります。
さらにすごいのが、カワウ!
川を横断している高圧線に鈴なりになっていて、数えるのがいやになり、数えてません
が、そこへ更に下流からもどんどん飛んできて、かなり壮観です。
川原の昆虫が甲虫や蝶類が少なくなってきて、バッタ類が多くなってきて、モズも帰っ
てきて、盛んになわばり宣言しています。
今年こそ鷹の渡りを見に行こうと思っていましたが、多忙のため行けませんでした。


お返事の続き(遅延陳謝) 投稿者:白井たけし  投稿日:10月16日(月)00時06分42秒

お返事を書いていおりますが、もうすこしお待ちを。

●櫻井さん、お久しぶりです。
>住んでいる下流域は今現在落ち着いていますが、25年位前に護岸工事でテトラポット
>を入れてしまい、干潮時の干潟が無くなり、ゴカイがいなくなり、魚の数も激減してし
>まいました。当然、魚を餌としている鳥たちもかなりのダメージを受けた事と思いま
>す。何百年かに一度の水害は困りますけど(我が家は多摩川のすぐ横なので流される危
>険大)その為の自然破壊と変な利権争いには困りものです。

以前は水田等が洪水調整の役目を果たしてきましたが、その水田も少なくなり、
住宅地に変わって行きました。水田があるうちは考えもつかなかったス−パ−堤防は、
農作物を作るための土の質を問うものではなくなったためか、生まれてきた発想でしょう。
しかし、川は、河川敷だけで治水をするものではなくなってきました。流域山林や
樹林地の保全や、遊水池、一時調整池を作って、大雨の時の流量調整をするべきです。

干潟の消失は、干潟の生態系のみならず、シギ、チドリといった渡り鳥の生息、また、
河川の水の浄化作用を低下させるものなので、今となっては、その重要性が注目
されています。

>今年は鮎の天然遡上が多く、調布取水堰には沢山の鮎が群れていました(6月上旬頃)。
(調布取水堰は、京王相模原線鉄橋下流にある堰ですよね?)
どうやら、これは下流のニか領用水宿河原堰の改良工事によるもののようですね。
鮎に限らず、いろいろな魚が登ってきていると聞いています。
魚食性鳥類にとってすぐに大きな変化はあらわれないと思いますが、中長期的な個体数の
変化に注目すると良いと思います。

>でも鮎達は魚道があっても上流にスイスイ上れずかわいそうです。やはり堰の無い自然
>な川が一番ですね。
理想はそうありたいですね。用水に水辺の自然を再生している試みをしている所なんかは、
逆に既存の堰がないと取水できなくなってしまうわけで、河川の連続性と言う点では、
より良い魚道づくりというのが、妥協点になるのかも知れませんね。

●紫煙さん、はじめまして。(多摩の関守さんへも)
下流の方はなかなか行けませんね... 情報ありがとうございます。
たとえば、最下流から上河原までは20Kmくらいで、アオサギの採食行動半径としては
報告がある範囲ですが、中流域と下流域のものがよく交流しているとは思えず、むしろ、
東京湾を周回している個体と区別するのが妥当だと考えています。
多摩川河口に近い、鶴見川河口でも、ときどき見られます。

●イヌワシさん
カモもいよいよ飛来しはじめましたね。私の家の近くの川は鶴見川水系の早渕(はやぶち)川
というのですが、こちらには、コガモが10羽ほど来ております。宿河原、上河原、大丸用水堰
ともに、カモ好きには楽しみな季節になってきました。(エクリプスは今だけ)
上河原にオオタカは時々来ているようです。数年前にも若鳥がやってきて、たびたび
サギたちを驚かせていました。しばらく見に行っていないので、行ってみようと思います。

では。

http://www.246.ne.jp/~ardea/


上野公園 投稿者:飛廉  投稿日:10月 6日(金)22時41分29秒

お久しぶりです

今日は上野へ行く用事があったので
不忍池の方をまわってみました。
以前アオサギを一羽目撃した事があったので、
今日もいるかな・・・と思って足を向けてみたのですが
残念ながら来ていませんでした。
オナガガモ、その他、いつもいる水鳥を眺めてから
公園でハトに少し餌をやって帰って来ました。

上野公園のカラスって他の所にいるカラスより
何だか恐いような気がしました。
ハトを蹴散らして餌を取り、中々どかないグズなハトがいると
情け容赦なく噛み付き、パワー全開で地面に叩きつけていました。
その瞬間、パッとハトの羽が舞い散り
私の頭には何故かパイル・ドライバーという言葉が
突然浮かんで来たりしました。(^_^;
カラスが何羽もどんどん私の方へ近づいて来るので
かなり恐くなり早々に逃げました。
(カラスはとても賢いし、決して嫌いな鳥では無いのですが・・・)

以前TVで、北海道のタンチョウのヒナを
カラスがさらって行く瞬間を見た事があります。
さらわれたヒナもカラスと同じ位の大きさに見えたので、
良くあんな大きなヒナをくわえて飛べるものだ・・・
と驚いたのを覚えています。
アオサギのヒナもカラスにさらわれる事が
やはりあるのでしょうか。

ではでは

(^i^)/~~~


東海圏のアオサギ 投稿者:とこ  投稿日:10月 4日(水)22時51分19秒

はじめまして、とこと言います。
大学では淡水プランクトンや水草の研究をしているため、
あちこちの水辺を見ることが多いのですが、湖で見るアオサギの大きさに
初めて見た時にはびっくりしてしまいました。今ではすっかりアオサギのファンです。

そして、国内のアオサギ情報で東海圏の情報が少なかったのでカキコしておきます。
きっとご存知の方の方が多いと思いますが。。

毎日名古屋から四日市大学まで田圃の中を通る感じでは、
愛知県の西側(美和町、津島市)で稀に見かけます。チュウサギのような白いサギが主です。
岐阜県の海津町周辺(いわゆる輪中)では何度か見ているので、数は安定しているです。
三重県の多度町〜四日市までは、あちらこちらでチュウサギ(?)、
アマサギが昆虫をついばんでいる姿を見ます。イネをかるトラクターの後を、
十数匹のサギが必至に追いかけている場面には、思わず笑ってしまいました。
場所によって朝方に竹やぶの中からキジが現れることもあります。
そしてアオサギですが、四日市〜北勢にかけての湖沼調査や田圃で
もう何度も見かけています。特別意識しなくても、水辺に行けば
かなり普通に見られるような気がします。

残念ながら、アオサギとアマサギしか確実に区別できるものが無く
コサギ・ダイサギ・チュウサギ等の見分けがよくわかりませんが
三重県の田圃では4〜5種類のサギがいるように思います。
そのうちフィールド図鑑を持って、一日サギ観察に田圃で過そうかな
なんて思っています。いつか皆様のように鳥見人になりたいものです。


この冬は鳥に注目してみよう… 投稿者:紫煙  投稿日:10月 2日(月)01時06分19秒

多摩の関守様、イヌワシ様、御回答有難うございます。

その後も何度か運河には足を運んでいるのですが、それ以来
アオサギは姿を見せてくれません。コサギももう少し大きく
撮れたら…と思い、できるだけ近付いてみようとするのですが、
すぐに飛び去ってしまい、思うように撮影できませんでした。
やはり鳥の撮影は難しいですね。

それでも鴨などは水上にいるせいか割と傍まで寄ってくるので、
200mmくらいのレンズで何とかなりそうな気もします。
オナガガモ以外にスズガモなどもいそうなので、注意して
みたいと思います。

今までは秋から冬になると水辺から足が遠退き、ホームページも
冬眠状態になっていたのですが、この冬は鳥を見に足を運んで
みたいと思います。

それでは。

http://member.nifty.ne.jp/sienn/unga.htm


お久しぶりです。 投稿者:白井たけし  投稿日: 9月29日(金)13時45分09秒

ここんとこ、忙しく、掲示板は見ているのにレスできないと言う状況になっておりました。
お詫びいたします>All
とりあえず、お返事を...。

●黒部の吉本さん、はじめまして。
お答えできずにごめんなさいでした。自由研究、出来上がったようで、よかったです。
電線にとまるサギは、こちら(多摩丘陵近辺)でもたまに見かけます。
ツルは木や電線に止まれませんが、サギなら止まれます。

●多摩の関守さん。こんにちは。
9月18日に聖蹟に行きました。どうやら、ねぐらとして使いはじめているようですね。
まだ工事が続くようですが、落ち着いた頃には、小規模なコロニーができる可能性が
高いです。その場合、鳥獣保護法の遵守のために、コロニーの十分な監視が必要だと
思います。
それから、チョウゲンボウがうろうろしてましたね〜。

●札幌の松長さん、こんにちは。
ご回答ありがとうございました。

>最近たまたま見ていた本に質問の答えとなりそうなものがあったので紹介します。
もしよろしければ、その本のこと、お教えいただけますか?
私も、いろんな意味で書物を取り寄せるのに苦労しておりまして...

>ところで、北海道ではサギといえばアオサギのことで、アオサギ以外ではゴイサギのコロ
>ニーが一箇所あるきりです。...
最近ではシラサギ類が北海道方面でも見られているようです(繁殖しているのではないよ
うです)が、いかがでしょう?
東京周辺では、コサギ、ゴイサギ、ダイサギ、カワウのコロニーがあったり、カワウ、
アオサギのコロニーがあったりと、種構成が面白いです。

今年、学会で北海道の様子も見ようかと思っていましたが、
用事が挟まってしまったので、行けませんでした...

以降、順次、お返事書きます。陳謝。

http://www.246.ne.jp/~ardea/


オオタカ出ました 投稿者:イヌワシ  投稿日: 9月29日(金)12時38分18秒

最近、業務が忙しく週末は寝てる日が多く鳥見もあまり行ってませんでしたが、涼しくなってきた
ので、ホームグランドの上河原堰周辺を子供を連れて散歩し、堰の上の中州をぼんやりと見ている
と、モズがあちこちで高鳴きしていました。すっかり秋です。
しばらくすると中州の林の茂み内からぎゃーぎゃーという声と共にゴイサギ達が飛び出してきま
した。堰の上に止まっていたコサギ・ダイサギも飛び回っています。どうしたのかと見ていると、
中州の木にオオタカ(成鳥)が1羽止まっています。
葉が多いのでよく見ないとわからない状況でした。
ずーっと見ていましたが、(1時間くらい)一回飛び立ったものの、再び元の位置に戻り、その後
飛び立つ気配がないので、こちらの方がしびれを切らして帰りました。
夏の間も来ていたのでしょうか。これから冬にかけて、出会う回数が増えてゆくでしょう。
楽しみです。
おととい家のベランダから、ヒドリガモ2羽確認しました。富士山も雪化粧し、
冬間近といった感じです。

ちなみに、紫煙さんのかもは、オナガガモです。


アオサギは下流が本場かも 投稿者:多摩の関守    投稿日: 9月25日(月)00時34分35秒

紫煙様
 写真拝見しました。立派なアオサギの飛翔と見ました。コサギのほうは写真が小さくて
ダイサギのようにも見えますが、鳥見は駆け出しなのでよく分かりません。
多摩川中流と五日市周辺の秋川以外では、あまり鳥見をしたことがありませんが、
多摩川河口、東京港野鳥公園、葛西臨海公園、谷津干潟などに行ったときは、必ずダイ
サギがいました。特に葛西は海辺のも含めると多摩川中流より数は多かったです。
 多摩川中流では、コサギが断然多く、次にダイサギ、アオサギは3番手。ゴイサギ、
ササゴイがそれに続き、チュウサギ、アマサギはかなり珍しいといったところでしょうか。
 印象では、アオサギの比率は下流部や海辺の方が高いのではと思います。渓谷の五日市
では,滅多に逢えません。

 このところ、多摩川中流では、サギ類の数が多いように思えます。季節的なものと思い
ますが、今日もコサギ60羽、ダイサギ10羽、アオサギ、ゴイサギ各20数羽を大丸堰
の上下で見ました。でも、先週19羽いたコロニーは夕方3羽のみで、また元の状態に
戻ってしまいました。


京浜運河にもアオサギが? 投稿者:紫煙  投稿日: 9月24日(日)03時06分56秒

初めまして。京浜運河周辺にて水辺の生き物と戯れております
紫煙と申します。「アオサギ」を検索の結果お邪魔いたしました。

と申しますのも、先日大井埠頭南部は城南大橋にてアオサギと
思わしき鳥を見かけたためです。水に立ち込んで貝を掘って
いたところ、10m程後ろの波打際に舞い降り、餌を探している
のか、しきりに波打際や岸壁をつついておりました。

コサギの姿はよく見かけるものの、白くない鷺はついぞ見かけた
ことが無く、図鑑などを調べてみた結果、どうやらアオサギらしい
という結論に達したのですが、なにぶんにも鳥には疎く、いま一つ
自信がありません。掲示板を拝見させて頂いたところ、多摩川の
六郷橋周辺にも姿を見せているようなので、京浜運河に飛来する
可能性は充分あるとは思いますが、如何でしょうか。下記サイトに
写真を掲載しておりますので、御一瞥頂ければ幸いです。

http://member.nifty.ne.jp/sienn/unga.htm


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管理者:ardea@246.ne.jp

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