★ヴェローナ ★シニョーリ広場 ★エルベ広場 ★スカラ家の廟 ★ロミオとジュリエットの家 |
『マークの写真をクリックすると拡大写真を表示』 |
★エルベ広場 |
エルベとは野菜を意味し、かつては野菜だけが売られていたが、今は肉、花、みやげ物屋などの白いテントの屋台も立ち並ぶ、活気ある広場。古代ローマ時代からこの場所に公共市場(フォロ)があったが、当時の広場は地下3.5mのところにあり、掘り起されていないそうです。 この街の家の壁には写真のような、フレスコ画が描かれていたそうです。現在残っているものだと言われたものを写したものです。 |
市場 | フレスコ画 |
★スカラ家の廟 | ||
13〜14世紀、ヴェローナの黄金時代を築いたスカラ家の領主の墓。シニョーリ広場すぐ東北側にあります。見事な彫刻の施されたゴシック風の小塔でなかでも頂上にカングランデの騎馬像が立つカングランデ1世の墓は目を引きます。墓を囲んだ鉄格子の模様はスカラ家の家紋。隣にあるのは12世紀に作られたロマネスク様式の小さな教会、サンタ・マリア・アンティーカ教会です。 | ||
スカラ家の領主の墓 | サンタ・マリア・アンティーカ教会 |
★ロミオとジュリエットの家 | ||
|
舞台は中世のイタリア・ヴェローナ。町の名門であるモンタギュー家とキャピュレット家は長い間にわたって反目しあっていた。ところがモンタギュー家の一人息子ロミオは、キャピュレット家で開かれた仮面舞踏会で、同家の一人娘ジュリエットと恋に落ちてしまう。許されぬ恋とは知りつつ、熱い想いにかられて庭園に忍び込んだロミオは、バルコニーに現れたジュリエットと永遠の愛を誓いあう。翌日、僧ロレンスのもとで、二人は密かに結婚するが、その直後、ロミオは喧嘩をしかけてきたジュリエットの従兄弟ティボルトを殺してしまい、ヴェローナ追放を宣告される。別れを前に一夜を共に過ごすロミオとジュリエット。翌朝ロミオは一人ヴェローナから出発した。何も知らないジュリエットの両親は、娘とパリス伯爵の結婚準備を進める。ロレンスから仮死状態となる薬をもらったジュリエットは、婚礼前夜にそれを飲み干し、ロミオとの再会を夢見て生きながら葬られる。だが、ロレンスからの使者が届く前に訃報を耳にしたロミオは、ヴェローナに帰り、彼女の遺体を前に毒薬をあおる。その瞬間、目覚めたジュリエットは、自らも短剣で胸を突き後を追う。若い二人の死を犠牲として、両家は遅すぎた和解をするのだった。
バスの中で添乗員さんがこの小説全編を朗読、うとうとしながら聞いていたら、ジュリエットが自殺するあたりでは涙声での朗読となり目が覚めました。その後に両家を見学したので違った見方が出来たのではと思っています。右の写真はロミオの家と添乗員さんに説明されたが、みんなどれがロミオの家なのか解らず、きょろきょろするばかり。入り口にシェークスピアの劇中の言葉が書かれているパネルが貼り付けてある。ジュリエットの家と比較するとなんともさびしいが、また静かなたたずまいでした。 |
永遠の愛を誓ったバルコニー | 紋章のカッペロ(帽子)と恋人たちが願って貼り付けた名前を書いた紙 | ジュリエットの像 |
中庭の入口のアーチに大理石製の貴族としての紋章、カッペロ(帽子)が残されていることから、カッペレッティの家、ジュリエットの家とされています。中庭へ抜ける道の壁には落書きが見られ、恋人同士がこの壁に名前を書くとその恋が成就するといわれています。建物は13世紀に建てられたゴシック様式で、有名なバルコニーが付いています。バルコニーの下には、シェークスピアの劇中の言葉がパネルに記されて張られています。ジュリエットの右胸に触ると結婚できると言われており、恋人たちが一緒に触っていました。我が家では妻と娘が触りまいたが、私は如何せん銅像とはいえ女性の胸に触るのは抵抗があり触りませんでした。バスの中での説明で右胸とは向って右かと言う質問に、添乗員さん、行けばわかります!なるほど触るほうの胸はぴかぴかでした。 |