VIVA ITALIA

ピサ
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 アルノ川 ピサ・奇跡の広場 洗礼堂 ドゥオモ 斜塔 フィレンツェの満月
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アルノ川
アルノ川13時6分に正式名をフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェツラ駅(中央駅)に到着、市内のレストランで昼食をいただく。ポテトと豚肉!ポテトが美味しかった。ローマから我々を乗せてきたバスは、我々の荷物を積んでナポリを朝早く出発したが、まだフィレンツェについていないと添乗員さんの話。昼食をゆっくり取りバス乗り場に向う。明日見学する建物を通り抜け、アルノ川沿いをバス乗り場まで歩く、イタリアに来て気がついたがスクーターやバイクが多いが、フィレンツェは特に多いのではと思った。添乗員さんに聞くとミラノも多いです、駐車場が無いので、車は小型が多いし、二輪車も駐車するには便利ですからと説明あり。イタリアでは決められた場所以外では観光バスを停めて乗降することが出来ないので、今回もバスの乗り場まで30分ぐらいは歩いたのではないだろうか。南のカプリ、ナポリより、北のフィレンツェの方が暑いし、日差しが強い。汗だくで着いたバス乗り場にはナポリで別れた運転手さんがお昼も食べずにとばして来たと言いながら我々を待っていてくれた。15時半ごろフィレンツェからピサへ出発、ピサ到着17時.、夏時間ですからまだまだ明るい。トップ拡大写真マーク
ピサ・奇跡の広場
奇跡の広場に行くシャトルバスにてサンタ・マリア門から望む広場全景ピサはフィレンツェから続くアルノ川河口に開かれた街、古代ローマ時代にすでに交易で栄え、12、13世紀にはコルシカやサルデーニャまでもピサ共和国の領土とするほど、輝かしい地中海の覇者になった海運王国の歴史を持つ街です。我々のバスは大きな駐車場に停まり、車体をオレンジ色に塗った2両連結のバスが待っていた。奇跡の広場に行くには、このシャトルバスに乗り換えなくてはなりません。シャトルバスに乗り奇跡の広場へ、バスが停まるとそこはみやげ物を売る人たちが大勢いて、いかがわしいブランド品なども売っている、何故か黒人が多い。物売りの声を聞きながら、城壁のサンタ・マリア門をくぐると、抜けるように青い空の下に緑の芝生を敷き詰めた大きな広場が現れた。それまでの狭い通りの喧騒が嘘のように、周りには視界を妨げる何も見えず、青空に映える白亜の建物が見えるばかり。奇跡の広場という名前の意味が理解できる。小学生のころから何度も写真で見たあのピサの斜塔が目の前に忽然と現れ、それが本当に傾いているのだ!!。トップ拡大写真マーク
洗礼堂

夕日に照らされた洗礼堂洗礼槽大聖堂の西側に建つ外壁を列柱で飾り、8角形の素焼き瓦のドームを持つ洗礼堂。1153年から200年以上かけて築かれたため、下層と上層で建築様式が異なります。下層は大きな半円形のアーチが安定感を醸し出すロマネスク様式、上層は柱と尖頭アーチの連なりが高さを強調するゴシック様式です。 堂内には1260年にピサーニにより作られた、ゴシック彫刻の最初の作品とされる説教壇があります。左の写真は8角形の洗礼槽です。この洗礼堂は音響効果が良いことで知られています。管理人にチップを渡すと、その音響効果を披露するために、アカペラで歌ってくれ、その音色の美しさに素晴らしいものです。声が次々とエコーしていって、一人で歌っているにも係わらず、混声に聞こえるのです。日光の鳴竜よりもエコーは素晴らしいと感じました。写真は帰り際、夕日に照らされた洗礼堂です。トップ

ドゥオモ
現地ガイドから今日は催し物があるので、入場は出来ないとの説明で諦めて、他の見学をして帰りの集合時間に集まったところ、見学出来たと言う人がいた。催し物の準備が出来たので、始まるまで入場させているらしいのである。添乗員さん、ホテル到着が遅くなるが見に行きましょうと即決、当然の決断!!。ドゥオモ内部とガリレオが振り子の原理を発見したランプを見ることが出来ました。
1063年ピサはパレルモ沖の海戦でサラセン人に勝利する。これを記念して聖母マリアに捧げる大聖堂の建設が始められました。工事にあたったのはブスケットという建築家で、12世紀になってライナルドという建築家に引き継がれ、円蓋が完成するのは14世紀になってからのことです。内部は68本の円柱が密に並び5廊式に分けられており、ラテン十字の形をしています。使用された円柱の多くは戦利品として、パレルモの古代遺跡から持ってこられたものだそうです。正面は彫刻を施した石柱とアーチで構成しており、3つの青銅の扉は1602年にジョヴァンニ・ボローニャによって作られたもので、中央に「マリアの生涯」左右2つの扉に「キリストの生涯」が描かれています。「物理学者ガリレオが振子の原理を発見したという「ガリレオのランプ」がジョバンニ・ピサーノ作の説教台近くの天井からぶら下がっています。この説教台中央の支柱に彫ってある図柄は[信仰][希望][慈愛]を表しているそうです。帰りの時間が迫っており、ゆっくりと見ることは出来ませんでしたが、ピサは斜塔だけではないドゥオモも素晴らしい!!。 ドゥオモ内部とガリレオのランプ
ドゥオモ内部とガリレオのランプ
ガリレオのランプは想像していたより大きなランプです。中央のモザイク画は「玉座のキリスト」の左には聖母マリアが、右には福音者ヨハネが立っています。この「福音者ヨハネ」の頭の部分はチマブエの最晩年の作品といわれていますトップ
ドゥオモ(正面)
ドゥオモ(正面)
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説教台
説教台
斜塔
斜塔
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斜塔上部ガリレオが「落下の法則」の実験をしたことで有名です。この建物はドゥオモに付属する鐘楼として12世紀後半に着工されたそうですが、アルノ川が運んできた土砂の上にあるため地盤が大変弱く、塔の3層目まで工事が終わったときに傾き始め、中断。14世紀半ばにようやく完成したと言われています。塔の高さは北側55.2m、南側54.5m、南の方向に5度30分傾いています。
芝生のあちこちで手お伸ばして踏ん張っている人がいる、塔がこれ以上倒れないように支えているような格好で写真を撮っているのです。我が家でも塔を支えてる写真が数枚あります。斜塔には予約をしておけば一番上まで登ることが出来ます。残念ですが我々が見学している時間内には予約は取れませんでした。トップ
フィレンツェの満月
フィレンツェの月ドゥオモの見学で遅れ、ピサを出発したのは19時ごろになり、夕日が広場と建物を染めて印象的でした。さすがに夏時間ではありますがバスが走り出すと暗くなり、バスの窓から満月が見え出しました。今日のホテルは今回のツアーでは一番良いホテルだそうです。フィレンツェからさらに山の中に入りやっと到着しました。食事は今回初めてホテル内での食事です。部屋割りが終わり、レストランで食事がスタートしたのは21時過ぎでした。前菜はパスタ、メインはローストチキン、デザートはチョコレートケーキ、チキンも、ケーキもパサパサして飲み込むのに苦労するほどであまり美味しくはありませんでした。食事が終わったのは23時近くですから食べながら居眠りをする人も出るほどで、疲労もピークに来ているのかと添乗員さんも心配になったそうです。月がきれいに輝いていたのでデミドフ ホテルの庭から写したのもです。トップ



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