★バチカン市国 ★バチカン美術館 ★システィーナ礼拝堂 ★サン・ピエトロ大聖堂 ★コロッセオ ★トレビノ泉★スペイン広場 |
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燭台のギャラリー | 床にか書かれたモザイク画 | タペストのギャラリーの天井画 |
18世紀に作られたこのギャラリーには大きな2つの燭台があり、大理石の円柱とアーチが美しいギャラリーです。両側には小さな彫刻がたくさん置かれています。 |
天井や彫刻を見ていると、見落としてしまいますが、床にもモザイクによる、たくさんの絵が画かれています。 | タペストのギャラリーの天井に書かれた画です。ちょっと見ると彫刻のように見えますが部屋の暗さを利用して画に影をつけて、彫刻に見えるようにしてあるのだそうです。確かにこの部屋は暗くて、シャッター速度は1/6秒で撮っています。 |
★システィーナ礼拝堂 | ||||
シクストゥス4世により1477年から80年にかけて建てられた礼拝堂です。その後、ユリウス2世、パウルス3世の命を受けてミケランジェロがフレスコ画を製作したことで、最も有名な礼拝堂になりました。現在でも教皇の選挙など、ヴァチカンの重要な儀式が行われる神聖な場所です。残念ですがこの建物の中での写真撮影とガイドの案内は禁じられており内部の写真は資料より引用したものです。ガイドさんはピーニャの広場に置かれた案内板を利用して説明してくれました。なかに入った感想は、全ての壁や天井に画が描かれており、天井が高い部屋で、画を見せるためか全体が暗く、混雑しておりゆっくり見ている気にもならず、時間もあまり無かったので早々に外に出ました。中の画は、礼拝堂正面に向かい左側にギルランダイオからルネッサンス画家による「モーゼの生涯」、右壁に「キリストの一生」が描かれています。天井にはミケランジェロによる天地創造と人間の歴史が描かれています。最後の審判は、聖母を除くかなりの人物が、描かれた当初、一糸まとわぬ全裸で描かれていました。しかし、これを神を汚すものだと批判する声にキリスト、ペテロ、洗礼者ヨハネなどの局部腰布を描き加え、このあとも次々と描き加えられたのだそうです。 | ||||
説明をするガイドさん、ガイドさんに「この国の収入は」と聞いたら、入場料と信者の寄付だそうです。 |
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礼拝堂内部、天井画「天地創造」と祭壇画「最後の審判」 |
★サン・ピエトロ大聖堂 | ||||||||||||
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★コロッセオ | ||
早朝からの見学で腰が少し痛くなたところで、お昼の時間になりボンゴレビアンコを食べました。イタリアに来てツアーで出たスパゲティーでは一番好みにあったもので美味しかった。昼食の後はコロッセオを見学です。ヴェスパシアヌス帝が紀元72年に着工10年の歳月をかけて完成した、4階建ての円形競技場で、剣闘士同士、あるいは剣闘士と猛獣との生死をかけた試合がここで行われ、一度に5万人もの見物客が試合を楽しみ、暑い日や雨の日にはロープを使い天蓋を張っていたそうです。床は砂が敷き詰めてあり、血が出てもすぐに吸い込まれ悲惨さが出ないよう工夫にされていたようです。ちなみに日本の歴史では、弥生時代にこれほど大きな建物を作っていたことにおどろきますと添乗員さんの説明がありました。写真左下の凱旋門ははコンスタティヌス帝がマクセンティウス帝と戦って勝利した記念として、315年に建てられた「コンスタンティヌスの凱旋門」です。この広場には剣闘士の姿をした人がいて、写真を撮らせてくれるのですが、法外な料金を取られたり、チップを要求されたりするするので気おつけてとの注意がありました。 |
★トレビノ泉 | ||
イタリアの見学ではバスは決められた場所にしか停められない、見学する場所が遠ければ歩いていかなくてはなりません。添乗員さんも慣れた道で歩くのは早い、40人の最後尾のほうは、よほど注意して歩かないと迷子になります。そのため、伝言ゲームのように後ろに右にまがります、左に曲がりますと伝えながら歩くこともありしました。トレビノ泉にいく場合もその方法でした。この泉はおどろくほど街中にあり、こんな所にあるのかというような場所です。1762年クレメンティウス13世の依頼で建設されたもので、ニコラ・サルヴィにより設計されたものです。泉の向こうは「ポーリ候宮殿」の壁の一部だそうで、その全面にギリシャ神話の海神ネプチューンをテーマとする見事な彫刻が施されています。後ろ向きになりコインを投げると再びローマに来ることが出来ると言う伝説で知られており、ローマの休日でアン女王が投げたことで有名になりました。最近では「1枚投げると再びローマを訪れる、2枚投げると結婚できる、3枚投げると離婚ができる」と言われているそうです。我が家でも一人、混雑を掻き分けてコンを2枚投げてきました。「ここの水は飲めます」添乗員さんに言われ水道の蛇口から出ている水をペットボトルに入れて飲みました。1ユーロぐらい得したかな!? |
★スペイン広場 | |||
トレビノ泉からまた歩いて、「スペイン広場」にきました。ここも映画「ローマの休日」に出てきた有名なところです。17世紀ここにスペイン大使館があったのが「スペイン広場」の名前の由来だそうです。階段は135段もあるそうですが、なにしろすごい人で、階段が見えずに人が階段状に人が並んでいるようです。その上に見える二つの鐘楼の並ぶ教会はフランス国王ルイ12世の命により1585年に完成した、「トリニタ・デイ・モンティ教会」です。階段で赤い旗を持った人は先ほどデモで気勢をあげていた人たちで、この時期イタリアではストやデモが多かったようです。階段の手前にある「バルカッチャの噴水」はテヴェレ川でワインの運搬に使われていた老いぼれ船(バルカッチャ)をかたちどったもので、イタリア・バロックを代表する彫刻・建築家ペルニーニの父、ピエトロによって17世紀に造られたそうです。土曜日の夕方のためか人が多く、イタリアの若い女性はスカートを履かないようで、おへそを出したジーンズをはいて歩いていました。夕食はカンツォーネを聴きながらイタリア料理を楽しみました。 |