宮古島旅行の記録・一日目前半
日常のなんでもない記録は
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一日目前半
 1,目黒駅からスタート
 4,瀬長島
 2,羽田空港  5,宮古上空
 3,那覇空港  6,宮古空港

1,目黒駅からスタート

地元駅の始発電車では飛行機の時間に間に合わないので、目黒駅まで4km弱の道のりをチャリで走っていきました。目黒駅に到着する頃、東の空が朝焼けに染まり、実に鮮やか。
梅雨時の東京で雨に降られる事無く駅にたどり着けたのはラッキーです。 駅前で自転車をたたんで始発電車に乗り込みました。

2,羽田空港

今回はANAの飛行機を利用しますので、第2ターミナルビルに向かいました。モノレールですと終着駅になります。間違えて第1ターミナルで下車すると10分ほどのロスタイムになるので 注意が必要です。 ちなみに空港に直接自転車で来ることは、途中の道路で自転車乗り入れ禁止の看板が出ていることから基本的に不可能なようです。
まずは自動券売機で航空券引換え証を航空券に換えて、手荷物預かり受付の行列に並びました。荷物が自転車である事を告げて、重量を測定すると12kg。ちなみに15kg以下は無料。 左の同意書にサイン。続いてX線検査機の所まで自転車を持って行き、検査後再び受付まで持って行って手続きが終了しました。  「自転車を 飛行機に載せる際は空気を抜く必要がある。」という話が一部にありますが、タイヤの推奨空気圧6.5気圧に対し6気圧まで入れておいて何の問題もありませんでした。

3,那覇空港

僕の搭乗したB767-300は午前6時10分に飛び立ち、午前8時50分に那覇空港に到着しました。那覇空港にはブーゲンビリアや蘭など鉢植えの花が咲き乱れ、南国の雰囲気が溢れていました。 宮古島行きの便は午前11時10分発なので結構時間が空きます。残念な事に宮古空港に着くまで自転車は開梱出来ないと言うことなので、ますます暇になりました。
とりあえず一服した後、空港内の方々を見て廻ろうと思い立ち、先ずは売店で帽子とオリオンビールを購入。3階に上って行ってゲームセンターのUFOキャッチャーでTシャツを狙ったものの 200円を摩って諦め、ビールを片手に空港見学者デッキに出ました。 デッキは100円の入場料が必要です。コイン投入口がある自動のゲートみたいなところを通過。外に出ると強烈な陽射し。 たちまちビールの缶が結露して汗をかいたようになりました。那覇はもう、紛れも無く真夏でした。

4,瀬長島

那覇空港から4km程のところにあるのが瀬長島です。本当は宮古島行きの飛行機が出る時間まで自転車で行きたかったのですが、宮古島に着くまで荷物の開梱は出来ないとのことで、 やむを得ずタクシーで行って観る事にしました。空港の周りを廻るようにして走ると程なく瀬長島に繋がる橋に着きました。
タクシーの運転手、上原さんが、瀬長島は夜になるとデートスポットとして有名な事や、昔はハブがいて危なかった事、近所に宮本亜門さんや黒柳徹子さんの別荘地がある事、それに瀬長島の野球場で タクシー会社の野球大会をやって、ビール飲んで盛り上がってたら全員パクられ一ヶ月の営業停止になった事などを面白おかしく話してくれて、良い暇つぶしになりました。 小さな島ですが、那覇空港から離陸する飛行機が間近に見えたり、手軽に沖縄の海を眺められたりと、空き時間が出来たらお勧めです。

5,宮古上空

那覇からはB737-700の搭乗になりました。予定より10分ほど遅れて離陸。好天に恵まれ海面の波頭が白く輝いて見えました。
宮古島上空には正午過ぎにやってきました。雲の塊を迂回するようにして着陸コースに進入。珊瑚礁の海が瑠璃色に輝いています。島にさしかかると眼下に高野漁港がはっきりと見えました。

6,宮古空港

空港に到着。荷物受け取りのフロアでしばし待機。やがてベルトコンベアーが動き出しましたが、自転車は係員が手に持って来てくれました。引き換えのカードのようなもので照合 してもらい、外へ。早速自転車を展開します。特に異常なし。いよいよ宮古島を自分の自転車で巡る夢が叶います。ひゃっほ〜♪
出発前に忘れずにペットボトルのスポーツドリンクを購入しました。都会と違って周囲を見渡せば必ず自動販売機かコンビニがあるとは限りません。 あるときに補充しておかないと怖い思いをするかもしれません。
先ずは空港のターミナル前をプラプラして見ます。玄関を出て右手に進むと歩道がすぐに無くなってしまいました。引き返して左手方向に進むと管制塔が見えてきました。 陽射しは厳しいものがありますが、風が爽やか。快調なスタートとなりました。