★トレドの風景 |
トレドに着くと、まずタホ川の対岸に抜け南側の展望台に向かいました。ここからはアルカサル(王宮)やカテドラル(大聖堂)をはじめとする街の建物が手にとるようによく見えます。アルカサルはスペイン内戦でフランコ将軍と民間人が立てこもり、政府軍との間に60日の攻防戦を展開し、破壊されたためその後修復されたものです。トレドの旧市街は全体が城壁に囲まれた古い城塞都市で、街中は石畳の狭い道が入り組み迷路のようです。1085年にアルフォンソ6世によって奪還されたトレドは要塞造りが始まり、13世紀から16世紀に掛けて、大幅に改造が行われ現在の形になったそうです。この街は三方をタホ川により守られておりますが、北面は平地なので城壁が作られており、正門の「ビサグラ新門」と北東に在る「カンブロン門」の2つの門があります。 |
|
トレド全景 |
↑カテドラル |
↑アルカサル タホ川↑ |
|
|
|
新アルカンタラ橋 |
サン・マルティン橋 |
アルカサル |
トレドの街に入る2つの橋、西にある「サン・マルティン橋」と、東の「アルカンタラ橋」です。橋の出入口は要塞と門で守られ二重の防御が施されています。景観的に美しく人気があるサン・マルティン橋は、13世紀建造で14世紀に改築されているそうです。 |
|
今回は近くまではいけませんでした。この写真は見晴台からの写真です。ローマ時代から要塞が建っていて、破壊と再建が繰り返された建物です。 |
|
|
|
カテドラル |
サント・トメ教会 |
ビサグラ新門、上部に双頭の鷲 |
スペインのカトリックの総本山。着工が1227年、完成が1493年というフランス・ゴシック様の建物 |
世界の三大名画に数えられるエル・グレコの作品「オルガス伯の埋葬」がある教会です。 |
|
古都トレド旧市街に入る門です。要塞都市トレドの正門、新旧2重に構成された門のうち外側にカルロス5世王により建造されたもの。上部には双頭の鷲の紋章があります。 |