太陽と情熱の国スペインの旅

コルドバ
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コルドバ ★メスキータ  ユダヤ人街と花の小路・ローマ橋  AVEにてマドリッドへ
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コルドバ 9月15日(金)
セルビアのホテルは旧市街のためバスがホテルまで入れないので大通りからホテルまで歩きました。食事まで充分な時間があり、旧市街を散策、水がなくなったので買おうと思いましたが、店が休みで買えずに喉の渇きをいやそうとスペインでは1ユーロで立ち飲みのビールが飲めるとガイドさんの話がありましたので実際に立ち飲みでビールを飲んでみました。身振り手振りで1ユーロで何とか良く冷えたビールが飲めました。しかしホテルの場所はレストランなどが多く、夜は何時までたっても人通りがたえず、明け方になりやっと静かになったと言う状態です。今回のホテルではこのホテルが最悪でした。
ホテルを8時25分に出発、コルドバには10時20分に到着しました。コルドバは8世紀初めにイスラム教徒によって征服され、やがてウマイヤ朝が成立すると、コルドバはイスラム王国の首都として発展。10世紀にカリフ王朝が誕生すると、黄金時代を迎えました。当時の人口はなんと100万人。モスクの数は1600以上にもなり、バグダッドやコンスタンティノープル(現イスタンブール)と並ぶ世界の文化や芸術の中心地となり、「西方の真珠」と称されました。その他、コルドバに唯一現存するシナゴガ(ユダヤ人教会)のあるユダヤ人街や、ローマ時代の遺構であるローマ橋、イスラム教徒時代に要塞として築かれたカラオラの塔などが残る「コルドバ歴史地区」は、1984年、ユネスコの世界文化遺産として登録された。
メスキータ 
コルドバのメスキータ歴史地区の見どころの中心となっているのが、メスキータです。780年にイスラム教王アブドゥル・ラフマーンによって建てられたモスク(イスラム教寺院)で、後に3回の大規模な増築が行われ現在のかたちになっています。建物の大きな特徴が、「円柱の森」とも称される内部の柱で、高い天井を支えるため、円柱の上部が馬蹄形と半円の二層構造になったアーチを大理石の円柱が支えています。アーチは赤いレンガと白い切石を組んだ優雅な造で、かつて円柱は1000本以上ありましたが、16世紀、キリスト教徒によってそのうちの一部が取り払われ大聖堂が作られました。その様子を見た当時の国王カルロス5世は、「どこにでもあるものを造るために、どこにもないものを壊した」と嘆いたといわれています。だが、イスラム文化とキリスト教文化の様式が入り混じりあうことにより、今寺院は、「どこにも無い建築物」となりました。「TOP」
グアダルキビル河畔からのメスキータ メスキータ内部 メスキータ天井
グアダルキビル川河畔のローマ橋付近からみたメスキータ全景写真拡大マーク
もっとも古くからある部分で重量を分散して、天井をより高くするために2層式にしたアーチの模様は白い石と赤のレンガを交互に組み合わせて作られている。この柱には作成した職人さんのサインがしてありますが、イスラムの職人さんは文字、キリスト教の職人さんは記号で当時はイスラムの方が識字率は高かったようです。写真左写真拡大マーク ドーム型の天井写真右
ユダヤ人街と花の小路・ローマ橋
ユダヤ人街・花の小路狭い石畳の通りの両側に並ぶ白壁の家々と花鉢の数々。開いた扉越しに、または鉄格子の透かし模様を通して垣間見る各家のパティオがみえます。まさに花園のような一角です。壁一面に吊り下げられた鉢、バルコニーや窓の格子から所狭しと顔を出す花々や 壁際に並んだ観葉植物の緑が異国情緒をかもし出しています。
ローマ橋はグアダルキビール川にかかる橋の1つでローマ時代に築かれました。2000年もの間コルドバの歴史を見守り続けてきましたが、その間の戦争や暴動の度に壊され、また改修されるというパターンを繰り返してきたところです。写真右花の小路からメスキータが見える撮影ポイント写真拡大マーク
パティオ ローマ橋 コルドバ名物サルモレッポ
この地域の大会で一番になったパティオだそうです。 ローマ橋は修理中でした。 コルドバ名物「サルモレッホ」「TOP」
AVEにてマドリッドへ

AVEはAltai Velocidad Espanola(スペイン高速)の略称であると同時に、スペイン語で鳥の意味で、翼を広げた鳥が列車のシンボルマークになっています。コルドバからマドリッドまで約く1時間45分、ホームに入る前に飛行機と同じようなセキュリティーチェックがあります。ツーリストクラスは左右2席、天井にはビデオモニターがあり映画を見ることが出来ます。オリーブ畑の中を進みますが日本の新幹線ほどスピード感はありません。

スペイン新幹線 AVE AVE乗車風景 AVE車内
コルドバ駅へ滑り込んできた新幹線
乗車風景、ベルも案内も無く出発してしまいますので注意
車内、天井にはビデオモニターがあり、映画を上映していました。
AVE食堂車 マドリッド アートチャー駅 アートチャー駅
食堂車 午後3時すぎ、昼食時間、我々は食堂車の隣にいたので食堂車に行く人が頻繁に通り安眠できず。 温室の様なアートチャー駅 アートチャー駅「TOP」
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