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東平安奈崎を後にして北上。吉野海岸にやって来ました。有名なシュノーケルスポットで、聞いた話では海に入ってすぐに魚がたくさん見えるということです。
話の真偽を確かめに、わざわざ自前のマスクとシュノーケルまで持って来ました。海岸に出る急坂を下って砂浜に出ました。
流石に賑やかな海岸で海の家も数件営業していました。
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ほんの数年前までは もっと落ち着いた海岸だったそうですが、今や全国区の有名なビーチということで、喧騒にはちょっと退いてしまいました。でもせっかくですから、
ビニールの雨合羽を羽織って海パンに着替え、波打ち際に入りました。 マスクから水が漏れるようなことが無いか、確認しようと海水に頭をつけると、いきなり熱帯魚が
ウヨウヨ。『えっ!?』っていう感じです。すぐそこの岩に目をやると、ウニがたむろしていました。
評判にたがわず、熱帯魚を簡単に観ることが出来るビーチでした。
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吉野海岸の急坂を自転車を押して上がり、県道83号を北上すると自動販売機とともに新城海岸の看板を見つけることが出来ました。また急坂を下って行くと吉野海岸よりは小規模ながら無料の休憩所を
たくさんしつらえた海の家があったりして、こちらもなかなか賑やかでした。
吉野海岸に比べて、砂浜が歩きやすそうな印象を受けました。
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缶ビールを飲みながら、暫く休憩。この辺りで観ることの出来る珊瑚礁や魚の写真が飾られていたりしてなごめます。
注意事項を書いた標識には 一人で海に入ったり、ラッシュガードやライフジャケット無しでのシュノーケリングをしないように書いてありました。
もう既に吉野海岸でやっちゃったんですけど・・・。 危険生物のハブクラゲやミノカサゴなんかがいるとの事です。そういえば昨日、来間大橋の上からウミヘビが見えてました。
また、宮古島では1〜2年に一人ぐらい、鮫に喰われて亡くなるそうです。
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新城海岸から一気に東平安奈崎まで戻り、海岸線を西に帰って行くと保良泉ビーチに出ました。新城海岸より更に小ぶりのビーチが、ほとんど断崖の様な急坂の下に見えます。
泉が近所にあるらしく、坂道の脇には清流が音を立てて流れていました。 僕の乗った自転車は前のめりになって坂を下りて行きました。
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ハブクラゲでも出たのかビーチは遊泳禁止になっていました。そのせいか、ビーチに出ている人は無く、静かな雰囲気でした。
ビーチはきめ細かく白い砂が印象的で、その白い砂には不似合いな黒い岩が所々に転がっていて、奇妙なコントラストを描き出しています。
ビーチの手前には高台の泉から水を引いて作ったプールもあるようで、プールサイドでは静かにくつろいでいる観光客が数人いました。
ここのプールは地元の子ども達に人気という事ですが、僕には落ち着いた大人の雰囲気を感じるビーチでした。
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海沿いの道は下っては上り。上っては下りを繰り返しています。下りでスピードがつくと風を全身に受けて爽快。自転車って最高! で、上りになるとエンジンが欲しくなってましたが・・・。
何回か上り下りを繰り返していると前方に断崖が見えてきました。かなりいい角度出してます。恐らくあれがムイガー断崖であろうと思われました。
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道端に『鍾乳洞』と矢印だけ書かれた看板がありました。仲原鍾乳洞です。まだ陽が高いので寄り道する事にしました。 洞内は外気と違ってひんやりしていて汗が引きます。
入り口付近の垂直に大きく開口した洞穴は迫力がありました。 洞内は泡盛の貯蔵庫のよう。ただ、残念な事に洞内は撮影禁止となっていました。
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前方に小高い丘が見えてきました。丘の上に牛を模ったプレートを冠した展望台が見えます。近づくと麓は入江のようになっていて、海の庭園のよう。 イムギャーマリンガーデンです。
数人の方がシュノーケリングを楽しんでいました。 海流や風に影響されずに子供連れでも安心して楽しめそうなスポットでした。
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マリンガーデンを過ぎるとゴルフ場を左手に見ながら宿への帰路を急ぎました。 途中新築の家が並ぶ新興住宅地みたいなところを抜け、未舗装路をパンクに怯えながらも走り、
ヒマワリ畑で一息ついたりしつつ宿が見えるところまで帰ってきました。ちょうど西の空が染まりだした頃、到着。
一っ風呂浴びて、洗濯物を抱えてコインランドリーへ。 晩御飯はちょっと奢ってステーキバイキング。 この日は走行距離77kmを越える充実の自転車散歩でした。
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