リュブリャナはスロベニアの中部にあり、オーストリア、イタリアとの国境に立ちはだかるユリアン・アルプス南東50kmの盆地に広がるスロベニアの首都です。神聖ローマ帝国、オーストリア、ハンガリー帝国に支配されながらも繁栄し、現在では人口27万人のスロベニアの政治、経済の中心として発展を続けています。緑の丘の上に立つリュブリャナ城や、赤瓦の屋根が折り重なる旧市街、ピンク色のフランシスコ教会など、美しい古都の魅力が楽しめます。
バスは16時50分にリュブリャナに着きました。しかし、我々はここでは観光の予定はありません。翌日のオーストリアのグラーツ空港へ向かうために宿泊するのみです。折角来たのだから夕食までの僅かな時間だがどこか見学しようと言うことになり、外に出て歩いてみましたがホテルの周りには何もありません。フロント行って説明を聞いて地図をもらいホテル前に駐車していたタクシーに乗り見学に出かけました。タクシーはホテルに帰るまで待たせておき僅かな時間でしたが竜の橋とリュブリャナ城を見学することが出来ました。我々が外を歩いている時に添乗員さんがバス停で時間を調べていたので夕食後に何かしてくれるのではと思っていましたがやはりサービスで案内すると皆さんに話し喜ばれていました。
私たちはその時間には残りの酒を全て飲むべくリュブリャナの夜を楽しんでおりました。前日スーパーで買った酒と、フランクフルトで買った酒が全てがなくなりました。
「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字」を持つ国と言われた旧ユーゴスラビアとも今夜でお別れです。水も良く、食事も一部を除き美味しくいただけ良い旅でした。
|