★ホテルと人民広場　★大都市ウルムチと紅山　★新疆ウイグル自治区博物館　★バザール・新疆植物園

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★ホテルと人民広場　（ホテル　海徳酒店）

昨夜はホテルについて寝たのは１時を過ぎていたと思います。本日の出発は１１時集合、その前に希望者だけ「紅山」に案内するという、ガイドさん主催のオプショナルツアーである。このガイドオプションは以降何度か企画され全員が参加しました。ちなみに料金はすべて込みで１０００円、どんなオプションか内容はあまり気にしなくても良い料金です。東京との時差１時間は北京標準時間ですから、ウルムチでは４時間近い時差があり、朝、明るくなるのは６時すぎ暗くなるのは10時をすぎです。ホテルは五つ星ホテル「海徳酒店」現地では最高のホテルで、今回のツアーではこのホテルに３泊しました。朝食のバイキングを美味しくいいただき、朝の散歩にホテルの周りを一周、９時近いのですが人民広場には太極拳、ダンス、バドミントン、水タンクを付けた太い筆で書道の練習など思い思いの運動をしている方が多く、聞くとこれから仕事に行く人もいるそうで、こちらでは北京時間ではなく現地時間で動いているようです。

ホテルのラウンジ	人民広場	書道の練習？

★大都市ウルムチと紅山

ウルムチはモンゴル語で「美しい牧場」という意味の新疆ウイグル自治区の区都です。天山北麓のウルムチ河の河畔にあり、人口は約20８万人（横浜市３５０万人）　漢、ウイグル、カザフ、回など多民族が集まり、各民族とも言語がありますが公用語は漢語です。紅山は海抜９１０ｍ、虎頭山や紅山嘴とも呼ばれ市内の北にそびえる岩山です。かつては玉皇閣と呼ばれる楼閣が構えられていましたが、破壊され現在は山頂にはたびたび氾濫したウルムチ河の龍を鎮めるために建てられた９層の鎮龍塔だけが残っています。朝日、夕日に岩山が紅になるため、「紅山」と呼ばれ、ウルムチ市民の憩いの場として人気があるそうです。

ウルムチ市の高層ビル	紅山・鎮龍塔・幸せを祈る鍵	初めてのウイグル料理
街並みを見るだけではとても西域に来たとは思えないほど近代的です。実はウルムチは比較的新しい町で、１８世紀、後清のジュンガル遠征のあとに設立した西域管轄の中心が街の始まりですだそうです。	日本にもあちこちで見かけますが、恋人同士の名前が入った鍵をここに掛けて幸せを祈っているとのことで、写真のような鍵が沢山掛けてありました。	ウルムチで出た料理は一部を除いてほぼ食べられましたが、地方にいくほど現地の料理方法、油、香辛料、香菜が入っているものは食べられないこともありました。

★新疆ウイグル自治区博物館

この博物館は何年前から修復を始め、一向にリニューアルオープンする気配がなく、未だに「臨時館」と呼ばれています。但し、臨時といえども侮れません、なんと言ってもその中身が凄いのです！名高い「楼蘭美女」を始めとする「ミイラ陳列室」、西域に生きる諸民族の衣装や住居などが展示されている「民族民俗陳列室」、シルクロードゆかりの品々がそろう「歴史文化陳列室」があります。写真撮影は禁止で掲載できませんが、ミイラは３８００年前のものかと目を疑うばかりです。又古美術品も販売していましたが値段は大変高く手が出ませんし、又興味もありませんでした。写真は修復中の博物館正面です、見学は裏手の入り口から入ります。写真は資料より引用したものです

★バザール・新疆植物園

バザールに行きたいという我々の希望を聞き、ガイドさんが食事後に案内してくれました。我々が最初に入った場所は屋根も無く露店で野菜を売っていました。こんなものかと最初に思ったのは大間違い、中に進むと屋根付の大きな市場で「野菜、肉、乾物、電化製品、工業用品」など生活に必要なものは全て売っています。ガイドさんの説明の中で「中国人は４つ足なら何でも食べます、食べないのはテーブルだけ？」と冗談を言っていましたが、熊の足なども食べるそうです。バザールの見学を終わり砂漠の植物を勉強しましょうということで、植物園にいきました。結局飛行機の時間調整でこの植物園でゆっくりとした時間がとれ、ここがシルクロードかと思うほど緑豊かな場所で心地よい風を受けながらガイドさんのおごりでビールを飲みツアー１８名の団結をさらに深めることになりました。この後ガイドさんのおごりは何回もあり、「おごります」が合言葉になり、ガイドさんのお財布が心配になりました。

唐辛子などの香辛料売り場	干しブドウ、干し杏など乾燥果物	恋人達の遊び場新疆植物園