フランス魅力のすべて9日間
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プロヴァンス・アヴィニョン

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★エクス・アン・プロヴァンス
サン・ソヴール大聖堂ニースを後に、いよいよ北上を開始します。天気も良く暖かい日です。ニースから約3時間でプロヴァンスに到着、この街はパリからTGVで3時間30分の所ころにあります。
紀元前2世紀ころに造られた、ローマ帝国の要塞が街の起こり、帝国滅亡後も15世紀からこの地方の都で、17から18世紀にはプロヴァンス王国の首都として栄た噴水の多い静かな街、印象派の巨匠ポール・セザンヌの故郷としてもよく知られていまます。
街の中心にあり、緑の美しいミラボー大通りは、この街から選出され、フランス革命初期に活躍した地元の貴族ミラボー伯爵にちなんで名づけられました。
街はずれの丘の中腹には、セザンヌのアトリエがあり、郊外には、セザンヌが好んで描いたサント・ヴィクトワール山があります。
毎年夏に世界屈指のオペラ祭、エクス・アン・プロヴァンス国際音楽祭が開かれ、約1ヶ月にわたり世界中から多くの観光客が訪れます。
エクス・アン・プロヴァンスとは「プロヴァンスの水」と言う意味で、水と緑の多い地方都市です。
お土産にと名物のカリソン・デクス(お菓子)を買ったのですが、小銭のお釣りがないという、小さなお店だからと思ったのですが、ガイドさん曰く、この街だけでなく、お釣りは日本ほど正確には返ってはこないらしい。
右の写真は「サン・ソヴール大聖堂」です。
美しいプラタナス並木が続くミラボー通り
美しいプラタナス並木が続く「ミラボー通り」、道の両側にはカフェやレストラン、商店が軒を連ねています。
旧市街 木陰の露店
旧市街 木陰の露店
ロトンド大噴水 サン・ソヴール大聖堂内部
ロトンド大噴水 サン・ソヴール大聖堂内部
ジェネラル・ド・ゴール広場にあるロトンド大噴水、中央に立つ3人の女神は、法律・農業・芸術を象徴、1680年に造られました。
サン・ソヴール大聖堂内部、10世紀に建立、14世紀に増築されたため、ロマネスクとゴシック様式が混じり合い、多彩な建築様式が見られる大聖堂です。
セザンヌの銅像 サント・ヴィクトワール山
セザンヌの銅像とサント・ヴィクトワール山、セザンヌが何度も絵にした山として有名です。
★アヴィニョン
フランス南部、ロ−ヌ川のほとりに開けたアビニョンは、「アヴィニョンの橋の上で輪になって踊ろ」と言う歌が有名ですが、この街は1309年にローマ法皇クレメンス5世がローマでの派閥争いを嫌い、アヴィニョンに教皇庁を置いて移ってきました[教皇のバビロン捕囚」。以後70年間にわたって教皇庁が置かれ、カトリック世界の中心として栄えた町です。アビニョンには7代の教皇の住まいとなった教皇宮殿やノートル・ダム・デ・ドン大聖堂、サン・ベネゼ橋などの歴史的な建造物が残されています。
毎年夏には国際的な演劇祭が開催されます。この演劇祭は1947年に始まったもので、地方都市の文化活動としての模範となりました。
サン・ベネゼ橋(左)ノートル・ダム・デ・ドン大聖堂(中央の塔)教皇宮殿(右)
サン・ベネゼ橋,通称アビニョンの橋(左) ノートル・ダム・デ・ドン大聖堂(中央の塔) 教皇宮殿(右)
教皇宮殿
ノートル・ダム・デ・ドン大聖堂(左の塔) 教皇宮殿(右)
教皇宮殿は、かつてアヴィニョンに教皇庁がおかれていた時に建造された宮殿です。フランス革命期の略奪によって内装は寂しいものとなっていますが、現存するヨーロッパの中世ゴシック様式の建築物のなかでは立派な宮殿です。
ノートルダム・デ・ドン大聖堂は、12世紀半ばに建造されたロマネスク様式の教会です。内部の礼拝室には、ゴシック様式で造られたヨハネス22世の墓があります。
アヴィニョンの橋
サン・ベネゼ橋,通称アビニョンの橋
この橋は神から橋の建設のお告げを聞いたべネゼという若者がそのお告げを信じてもらうために、巨大な石を河に投げ込む奇跡を起こし、お告げを信じた民衆がこの橋の建設に協力したことから、サン・べネゼ橋と言われるようになったそうです。12世紀末、11年の歳月をかけ完成、900m、22のアーチが当時はあったそうですが、その後、戦争やローヌ河の氾濫で壊れ4つのアーチとサン・ニコラ礼拝堂が残りました。
橋の上は狭くて踊りは出来ないそうで、河川敷で踊っていたとの話がありました。
教皇宮殿広場 アヴィニョン市街と時計台
 教皇宮殿広場のにぎわい 市街と市庁舎の時計台 
市街の城壁 劇場
市街の城壁 劇場
市街 観光用の乗り物、プチトラン
プラタナスの並木が美しい 観光用のプチトラン、教皇宮殿から出発
市庁舎 要塞
市庁舎 美男王の塔
18世紀に建てられた市庁舎、この市庁舎にはさらに古い14世紀に建てられた時計台もあります。
市庁舎前の時計台広場ではマーケットやカフェでにぎわっていました。
中世はローヌ川を行き来する船の監視のためアヴィニョンの対岸にあるこの街にサンタンドレ要塞やフィリップ美男王の塔が建てられました。写真は美男王の塔、対岸フランス側から教皇宮殿の監視もしていたのではないかとの説明もありました。
★ポン・デュ・ガール
フランスの南部、ニーム近郊のガール川の深い渓谷を行くと、巨大な橋が姿を現します。今からおよそ2千年前のローマ時代に築かれた水道橋です。「ガール川を渡る橋」、ポン・デュ・ガールと呼ばれています。水道橋はアビニョンの東にある水源地ユゼスから、50キロメートル離れたネマウスス、現在のニームまで水を引くために作られました。ポン・デュ・ガールは高さ49メートル、長さ275メートル。三層のアーチで構成された幾何学的な美しい姿をしています。
とにかく暑い、お土産屋さんが並んでいる所は霧を出す設備も動いていましたが、バスを降りてから10分ぐらいは歩いたでしょうか、水道橋は見上げるような高さです。
見学の時間はあまりなく、反対側に行って写真を撮るために走って行ったのですが、集合時間に間に合わなくなりそうになり家族に叱られました。
トイレも2か所中1か所は工事中で、フランスの旅はトイレが少ないので行列ができ、女性たちは苦労したようです。
ポン・デュ・ガール
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ポン・デュ・ガール
走って反対側に行き集合時間に遅れそうになった時に撮影した写真
橋の下の河、泳いでいる人もいました。 水道橋は山の中にあります
橋の下の河、泳いでいる人もいました。 水道橋は山の中にあります
2日目のお昼 2日目のお昼 2日目のお昼
3日目のお昼、名物のラタトゥイユ(野菜煮込み料理、写真左)
ホテルレストランにて夕食 ホテルレストランにて夕食 ホテルレストランにて夕食
3日目、ホテルレストランにて夕食、メインの付け合わせのニンジンが多い

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