★旅立ち |
昨年は家族での海外旅行には出かけませんでした。今年は是非と言うことで、いろいろ企画した結果、娘はパリには行っているが南フランスには行っていない、私たちもフランスは一度は行きたいと言うことで、フランスに行くことになりました。出かける前、ユーロ安が進み、何時買うかやきもきしましたが、結局、帰ってからもさらに安くなり、使いきれずに持ち帰った分もあり、なぜか得をした気分にはなりませんでした。 KLMでアムステルダム乗り継ぎで、ニースに到着しましたが、預けたトランクが添乗員さんを含めて何人か届かない事態が発生、我が家では、ドイツ旅行で届かなかった娘が、またもや届かずという悲劇?が起こりました。 幸い翌日にはホテルに届きましたが、起こる人には何度も起こるものだなと言う感じです。 今回の旅ではフランスを南部から北部に向けてバスで移動しましたが、ニース、モナコを過ぎると、パリ近くまでは農地が目立ち、フランスが農業国であると言うことを再認識した旅でした。 |
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★モナコ | ||
ロストバゲージの処理で時間をロス、結局ホテルに入り、寝たのは翌日になってからでした。 モナコにはニースからバスで1時間程度です。美しい地中海の海岸線を走り、小さな王国モナコに到着しました。 地中海性の気候?、日差しが強く半袖でも暑い、天気は最高、海もきれいです。 モナコとはご存じの通り、地中海沿いコート・ダジュールのイタリアとの国境近くに位置する小さな立憲君主制国家です。激動のヨーロッパの歴史の中で、この小さな国がいかにして生き残ったのか不思議な国です。 私が知っているのはグレースケリーとF1モナコグランプリぐらいかな!! そして、この国は貧乏人は住めない、遊べない、宝石を沢山付けた大金持ちが安心して遊べるシステムになっているのだそうです。 |
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コートダジュール海岸 | ||
モナコ大公宮殿 | ||
13世紀にジェノバ人によって造られた砦だったところに中世の貴族が城を建て、18世紀にイタリア・ルネッサンス様式の豪華な宮殿として完成、現在も王宮として使われています。 | ||
大公宮殿広場より、モナコ市街のパノラマ写真 | ||
モナコ市街 | ||
モナコ市街 | ||
モナコ港 | ||
地中海 | ||
グラン・カジノの玄関灯とホテル・ド・パリ |
大公宮殿に向かう狭い道 | 大公宮殿に向かう途中にある、王室の子供たちが住む家 | ||
モナコ海洋博物館 | モナコ大聖堂 | ||
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グラン・カジノ | ホテル・ド・パリ | ||
モナコにカジノは5か所あります。グランカジノは パリのオペラ座を作ったガルニエという建築家によって建てられ、モナコの建築物のなかでもひときわ優雅な建物です。 ホテル・ド・パリはカジノの斜め前にあり、カジノで遊ぶ金持ちが泊まるホテルとして有名です。 |
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F1コースのヘヤピンカーブ、右側のホテルは、開催時期だけ、海側より道路側が高くなるそうです。 | モナコナンバー |
★鷲の巣村、エズ |
フランスやイタリアの地中海に面する海岸線には敵から村を守るために岩山や丘の頂きに造られた「鷲(たか)の巣」と呼ばれる村や小さな町が点在しています。今回私たちが訪ねた鷹の巣村エズはニースとモナコの中間の海抜427mの岩山の上にあります。エズはローマ時代に栄えた村で、1861年にフランスの領土になるまでは、イタリアのサルディニア王国の一部で、イタリア名Eza(エザ)と呼ばれていました。 ふもとで香水工場を見学後エズに登りました。敵から守るために作られた要塞のような村なので、路が狭く、入り組んでおり、登るのは中々大変です。 途中には土産屋さんも多く、観光化した村で、登りきると植物園があり、登る途中は家の壁で見えなかった展望が開け素晴らしい景色を見ることができます。 余談ですが、今回のツアーの全行程を運転してくれたドライバーは女性で旦那さんがエズで働いていると聞きました。フランスでは行く先々で見聞きしましたが、働く時間や条件がしっかり決められており、無理がないので女性でも観光バスのドライバーが出来るのでしょう。 |
山麓より「鷲の巣村」エズ |
登り口にいたロバ、昔は荷物をロバで運んでいたとか? | 狭い道を登ります |
山頂の熱帯植物園 | |
地中海と海岸線、鉄道も見えます? | ニーズからの道路、一つ間違うと大変 |
教会 | 狭い道沿いにお店が並ぶ |
ソラナム・ラントネッティ | ホクシャに似ていますが? |
★シャガール美術館 |
鷲の巣村エズを見学、食事後にシャガール美術館を見学しました。美術館で展示されている作品の多くは、1966年にシャガール自身によってフランスに寄贈されたもので、その作品を展示するために造られた美術館だそうです。正式名称は「国立マルク・シャガール聖書の言葉美術館」と言うそうで、名前が示すように、ここに集められた作品は大半が旧約聖書を題材にしたものだそうです。 |
★ニース |
南仏を代表するコート・ダ・ジュールの中心都市ニース、高級ホテルやレストラン、カジノが軒を連ねる華やかな海岸通り「プロムナード・デ・ザングレ(フランス語でイギリス人の遊歩道と言う意味)」があります。プロムナード・デ・ザングレはイギリス人が作ったのでこの名前になったそうです。この通りから北側に一本路地にはいった旧市街は昔のままの街並みです。 旧市街までバスで行き、フリータイムとなりました。街中を散策しながらホテルまでプロムナード・デ・ザングレ歩いて帰ることにしました。午前中の見学で足腰は限界まで来ていましたが、頑張って歩きました。 |
ニースの海岸は砂では無く小石、プロムナード・デ・ザングレに沿ってビーチが続きます。トップレスの女性も多いとガイドさんが言っていましたが!!? |
ニースの裁判所 | 旧市街 |
プロムナード・デ・ザングレ | トラム(路面電車) |