プーノのホテルはチチカカ湖畔に最近建てられた新しいホテルです。夜の食事は消化の悪いものは食べない、お風呂、シャワーもだめ、濡れたタオルでふく程度、一晩寝れば高度になれるからスーツケースの整理や帰国の準備は明日の朝、起きてかにする、など注意がありまし。
しかし、元気なので大丈夫と思い、スーツケースの整理を始めました。部屋は寒いのですが、オイルヒーターしかなく暖まりません。立ったり座ったりが悪いと言うので椅子に座って、寒い中で整理していたのですが、突然悪寒と全身の震えが止まらなくなりました。寒い時に口ががくがくして歯が合わなくなるあの症状ですが、かって経験したことのない震えです。慌てて予備の毛布をもう一枚かけたベットに頭まで潜りこみました。潜っていれば震えはとまるのですが、何かしようとして身体が少しでも毛布から出ると震えが襲ってきます。2時間ぐらい潜っていたでしょうか、なんとかおさまりましたが、あまり熟睡もできずにうとうとしていると、同僚が風呂に入ると言う、やめろと言うのに入ると言うので、死んでも知らんぞと言い寝る。
朝2人とも生きていたが、私は頭が痛い、食欲は無い。手がむくんでいる。高山病の症状ですと添乗員さん。悪寒と震えの話をすると、「何故連絡をくれなかったんですか、その症状は酸素を吸って回復を待つ必要があったと思います」とのこと、おそらく血圧の低下で低体温になり震えが来たのだと思います。高山病になると血圧がさがるとは聞いていたのですが、こんな症状になるとは事前にカリスマ添乗員さんも言ってくれませんでした。
朝飯は持参したインスタント味噌汁にパンを浸して食べるのが精いっぱいでした。 |
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チチカカ湖は琵琶湖の12倍、標高3890m、ペルー南部とボリビア西部にまたがる湖、汽船などが航行可能な湖としては世界最高所に位置します。この湖の中にあるウル族が住む、ウロス島を見学します。
ウロス島は土の島でなくトトラで出来た浮島の集合体です。この島の人たちは以前は魚や鳥を獲り、生活していたそうですが、今では観光や陸地に努めて生活する人が多いそうです。学校、教会、テレビもあります。もちろん電気は太陽光発電です。私たちが訪問した島は先日のNHKで放送した人に似ているので聞いてもらったらテレビに出た人たちでした。 |
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ボートでウロス島へ、小さなボートでゆっくり走ります |
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トトラ、切り取るときは一番下からは切らない、次の芽が出ることを考え途中から切るそうです |
トトラの椅子に座って説明を聞く、高山病で立っているのはつらい |
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浮島を作るにはまずトトラの根をノコギリで切り取り運び込み土台を作ります。 |
土台をひもで固定してから、その上にトトラを交互に敷いてゆきます。 |
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その上にトトラで作った家や見張り台を置き、これで出来上がりです。トトラは傷んできたら上に次々に敷いて修復します。 |
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島は紐で固定されているだけですから、風で流されるとこともあるそうです。また気にいらなければ島を切り離して移動することもできます。 |
日本の歌を歌ってくれました、色々な国の人が来るので各国の歌を歌えるように勉強しているそうです |
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島全体の風景、トトラで作った小さな家です。まるで子供の遊び場のようですが、長い歴史がある生活空間です。 |
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大きな船で隣の島へ移動、この船もトトラで出来ています |
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小学校、フジモリ大統領が学校、病院を建てソーラシステムを贈った、ここではフジモリさんが一番人気だそうです |
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