早朝の出発、今日は往復で600km走ります。バスの席は毎日変わります。今日は二列目の席です。三角形の一辺を行けば近いのですが道が無いので遠回りして三角形の2編を走ります。出発してすぐに一車線の橋についている信号機があります。これ以外本日の工程で信号はありませんでした。600km走って信号が一つです。こちらではロータリーを使っているようで交差点も余りありませんでした。又、道路はニ車線ですが橋は一車線で経費節減しています。交通量が少ないのでこれでも問題ないのでしょう。
最初は湖の近くを走り、その後は牧場、そして大きな木が多い地帯を抜けて、雪山へと進みます。外の気温がどんどん下がり雪も降り出しました。しかしバスは暖房をいれずに送風で走っているので寒くて大変です。暖房をいれてとお願いするとバスの窓が曇るので入れられないと言う。バスが古いのでサイドの曇りを取るシステムが付いていないので曇るとサイドミラーが見えなくなってしまうのです。着られるものは全部きて寒さをしのぎました。峠に入るとバスのパワーがないのでスピードが落ちます。寒い遅い最悪の事態でした。でも運転手さんはあまり気にしていないようです。そこがニュウージーランドの良いところです。キウイタイムと言います。
この日は我々の一日を撮影してDVDにして販売する会社の人も乗り込んでおり、一日中大きなカメラを回して撮影していました。何枚かは売れたようです。 |
|
|
|
クイーズタウンからミルフォードまでは直線で結べば近いのですが道が無いので遠回りをします。 |
早朝のクイーズタウン市内を走る、交差点は信号は使わずにロータリーとなっている。 |
|
市内を出てすぐに信号が、600km往復、後にも先にも信号はこれだけ、橋は一車線、経費節減のためでしょうか。 |
|
|
|
ワカティプ湖に沿ってしばらく走ります。遠くには雪山が見えます。シーズンにはスキー客で賑わうそうです。 |
「キングストン」、ワカティプ湖最南端にある小さなこの町、ここを基点にして 蒸気機関車キングストン・フライヤーが走っているので有名な街です。 |
|
ワカティプ湖を過ぎると、牧場が多くなります。この枯れた様な草はニュージーランド固有種タソック、場所を決めて保護していると説明を受けたような気がします。
|
|
|
|
「テ・アナウ」トイレ休憩、出発して何時間後にトイレ休憩といえば間違いなくその時間につきます、何故?道に車がほとんど走っていないので。テ・アナウの町はニュージーランドで第2の大きさを誇る湖のほとりにあり、フィヨルドランド国立公園への主な玄関口となっています。 |
「ミラーレイク」風の無い日は景色を映し出す湖面は、まるで鏡のよう。看板は逆さ文字になっており、湖面に映った文字がMirror Lakesと読めるようになっています、と観光案内にありましたが、今日は雨と風で最悪の状態です。 |
|
ノープス・フラット、国立公園や野生動物に関する展示パネルが並ぶビジターセンター。上の写真の動物は「ポッサム」と言いオーストラリアから移入され爆発的に増え、今は害獣として駆除されているそうです。この毛を使った織物は高価で着心地もよいと評判です。夜行性なので車にひかれてしまうと言う話があり、バスの中で死骸を数えてみましたが10匹以上数え、それ以上はきりが無いのでやめました。 |
|
|
|
「ケア」と言う高山地帯に生息する山オウムです。翼を広げた際に見える鮮やかなオレンジ色、甲高い鳴き声が特徴です。好奇心旺盛でいたずら好き、駐車場にやって来て餌をねだりますが、やってはいけないそうです。 |
見える山いたる所に滝が見えます。海が近く、山が高いので雨は本当多いそうで、年間の雨量は6000mmを上回ると言われています。
ミルフォードへの道路には蔓植物、木生シダなどシダ植物や木々の生い茂った、雨林の景観が広がいます。 |
|
「モンキークリーク」リトルズフラット(平野)に流れる小川、正面にはタルポット山が見えると案内にありましたが、最悪、霧で見えません。「タルポット山、2105m、ヒラリー卿がエベレスト初登頂のさいの訓練場所と、あるHPに記述あり」 |
|
|
|
春と冬は雪崩が非常に多いとガイドさんの説明、木々をなぎ倒した雪崩の後があちこちにありました。ここでは24時間雪崩の観測をして車の安全を確保しているそうです。その成果が帰り道に出ました。道路閉鎖の警報がでてクルーズを早めに切り上げここを通り抜けました。ここが閉鎖になると帰り道は無いようです。船で寝るかバスで寝るか!! |
「ホーマートンネル」は1935年に着工され、1953年に開通しました。浸水、雪崩など大変な作業であったと案内にあり、内部は岩肌がむきだしの2車線、10m進むごとに1m下がると言う傾斜のきつい、全長1219mのトンネルです。走っていると怖い感じがします。 |
|
トンネルを抜けると、広々とした見晴らしの良い景色が現れます。この辺でも車のCM撮影などが行われるとの説明がありました。バスは暖房を付けられない寒い状態です。でもこの景色を見てホットしました。 |
|
|
|
「キャズム」 亜熱帯植物の林の中をあるき、急流による浸食で掘られた奇岩の滝「キャムズ」を見学、雨が降っているので、シダ、コケ類が濡れて、熱帯林にいるようですが、寒さこらえての見学です。バスも外も寒い!!
DVD撮影クルーはこの橋を渡る姿を撮影していました。一列になるので皆さがうまく映る場所なのでしょうか。
一枚15000円です。
現地ガイドさんからの注意、ミルフォードサウンドにはサウンドフライというブヨがおり、さされると大変かゆいとのことでした、撮影クルーの一人がすで耳をさされており、掻くとどんどん痒くなるとのこと、刺されないようにとの注意がありましたが幸いその姿も見ることはありませんでした。 |