流氷と北海道3大冬祭りの旅
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2004年2月6日〜8日
羽田家族で冬の北海道を見たいと言う話になり、流氷と雪まつりがコースにあるツアーを選び申込ました。
1日目 羽田空港⇒釧路空港⇒摩周湖⇒濤沸湖(美幌峠が交通止のため変更)⇒網走海鮮市場⇒砕氷船おーろら号(天候不良出港できず)⇒阿寒湖畔温泉(ホテルエメラルド泊) 2日目 阿寒湖畔温泉⇒足寄⇒三国峠⇒層雲峡氷瀑祭り⇒上川アイスパビリオン⇒砂川⇒札幌(アパホテル札幌泊)札幌雪まつり見学 3日目 終日自由行動⇒札幌駅⇒新千歳空港⇒羽田空港zzzzz

2月6日、羽田7時集合のため4時起き、たまプラーザ5時25分のバスで羽田へ、ツアーに申し込んだ時は女満別空港到着の予定が都合により、釧路空港に変更、どうやら申込の人数が多くて変更になったようです。飛行機はJAS、快適な空の旅で釧路空港へ到着、添乗員さんと、ガイドさんの出迎えを受け満席(募集44名が48名)で出発、雪の釧路湿原、ガイドさんによると珍しく見通しがよく運が良いとのこと、バスの中からではあるが雪の広大な釧路湿原と丹頂鶴を見ることが出来ました。霧の摩周湖といわれ、なかなか見ることのできない湖ですが、我々がついた時は運良く雪も小止みになり、冬の摩周湖を見ることが出来ました。夏の紺碧の湖とは違い冬の灰色の湖で、廻りも落葉樹と雪ですべて色がなく、寒さもあり感激して見るほどではありませんでした。次は「君の名は」のロケ地で有名になった美幌峠に行く予定でしたが、通行止めとのことで中止、北海道ではよく峠の道は通行止めになるそうです。女満別空港から、釧路空港へ変更になったため行程が長くなり、昼食はバスの中、「カニホタテ弁当お茶付」で美味しくいただきました。391号線で小清水原生花園を経由して濤沸湖へ、白鳥がいました。餌としてパンの耳を買って投げてやるとカモメがあっという間に食べてしまい白鳥やカモなどにはなかなか渡りません。ここの売店には海で取ってきたといっていましたが、水族館では大げさな水槽に入っている、「クリオネ」がビンに入って何匹もいました。想像していたより小さく写真を撮るのはたいへんでうまく取れませんでした。(傷のようなものがクリオネ)
雪の摩周湖 濤沸湖の白鳥 濤沸湖売店のクリオネ
雪の摩周湖 濤沸湖の白鳥 濤沸湖売店のクリオネ

阿寒湖の花火流氷船は欠航が多く昨日も欠航していたとの情報で心配していましたが、やはり出港まぎわに条件が悪くなり急遽欠航となってしまいました。欠航の場合はオホーツク流氷館の見学に変更になります。網走刑務所など網走の市内を見学しながら、オホーツク流氷館のある天都山山頂に向いました。流氷はマイナス15度で保存されており濡れたタオルをまわすと、まっすぐに凍ってしまうほどの寒さです。その他網走の四季や流氷誕生のメカニズムやオホーツクの海のドラマなどの映像を大きなスクリーンに映し出すシアターもあります。展望台からはオホーツク海が見え、遠くにかすかに白く流氷?が見えました。オホーツクの海を後に本日の宿泊地、「阿寒湖畔温泉」に向いました。夕食はバイキングで特に感激するほどでも有りませんが、いろいろな食べ物があり美味しくいただきました。夕食後、さっそく防寒対策をして阿寒湖上フェスティバルへ、阿寒湖は完全に凍っており湖の上を歩くことができます。8時10分から7分間の冬の花火を見学、何も邪魔しない冬の空に打ち上げられる花火は大変美しく、しばし楽しみました。阿寒の湖上フェスティバルはこの花火がメインで、ほかにはスノーモービル湖上めぐり、子供用の氷の滑り台、写真用の雪像とイベント用のステージがあります。北海道の寒さ体験と、湖上を歩けるなどが売り物でしょうか?!。朝食もバイキング、レストランの窓のそばの木でキツツキ(オオアカゲラ?、ヤマゲラ?)が餌をさがしていました。[TOPへ]
オホーツク海と流氷? オホーツク流氷館 阿寒湖のかまくら
オホーツク海と流氷? オホーツク流氷館 阿寒湖のかまくら

松山千春記念館2日目、阿寒湖畔温泉を7時30分に出発、昨日は一番後ろの席、本日は席替えで一番前の席になりましたが相変わらず狭い。日本一広い町「足寄」に到着、高さ2〜3メートルにもなるラワンぶきがあり美味しいとのガイドさんの説明、松山千春の出身地でもあり記念館がある。足寄から三国峠を越えて層雲峡へ、道は雪が多く、凍り付いているようですが、運転手さんはなれたもので昇りはバンバンと飛ばしていくが下りになると慎重になる。私にはとても怖くてあのスピードでは運転できそうもない。層雲峡に到着「層雲峡氷瀑祭り」を見学バスの駐車場から会場まで歩いたせいもあり寒さを一番感じた見学でした。氷に覆われたトイレもありましたが、便器は「氷」では無いとの使用者の話。昼食はホテル大雪にてカニセイロを美味しくいただきました。マイナス41度を経験できる、上川アイスパビリオンに到着、、41度とは旭川で観測されたもので、日本で気象観測史上に残る最低気温だそうです。スイッチを入れると冷たい風が吹き出して10秒間極寒体験ができます。極寒の中で写真を撮ろうと思ったらシャッターが切れない、寒さで故障かとあせったらフイルムが終っていた。旭川から高速に乗り一路札幌へ、途中砂川でサービスエリアから直接入乗り入れることができる施設(ハイウエイオアシス)の中にある土産屋に立ち寄り、大渋滞の市内を走り、時計台をバスの中から眺めながら、札幌のホテルには予定より1時間近く早い4時30分ごろ到着しました。ホテルはテレビで有名な社長の看板がにっこり笑っているアパホテルで、雪まつり見学には大変条件の良いホテルでした。
雪の三国峠 層雲峡氷瀑祭り 上川アイスパビリオン
雪の三国峠 層雲峡氷漠祭り 上川アイスパビリオン

雪祭りの雪象ホテルで一休みして、さっそく雪まつり見学にでかけました。まず、すすき野会場へ、ここはすすき野のお店のコックさんたちが氷を削って作品を作ったもので、大きくはありませんが細かい細工が行き届いており見ごたえがあります。すすき野では一つのビルに飲み屋さんが10も20も入っているようです。ネオンが鮮やかで、さすがはすすき野です。客引き、ボッタクリに注意のアナンスがガンガン聞こえてきてきます。早めの夕食にと大きな看板がある「カニ本家」にはいりました。予約で一杯かなと思いましたが5時半という時間のせいか運良く待たずに席につく事ができました。キロ1万円の「生きたたらばガニ」をすすめられ、思い切って注文、板前が持て来た2.7キロのカニを、カニ味噌、刺身、焼ガニ、鍋と料理してもらい、もう沢山というほどカニを食べました。外では救急車のサイレンが時折聞こえ、やはり滑って怪我をする人がいるようです。この後、大通り会場に移動して、テレビ塔に昇ろうと思いましたが混雑しておりあきらめて、2階のメイトの空中展望台から見学しました。夜の雪像はライトアップして見ごたえがあり、大きな雪像を一つ一つ見学、歩行者も一方通行になっているせいか、混雑しているが歩きづらいということもなく見学できました。[TOPへ]
すすき野会場 すすき野会場氷像 大通り会場函館
奉行所と土方歳三
すすき野会場 すすき野会場の氷像 大通り会場函館奉行所と土方歳三

真駒内会場のマスコットとの写真撮影の場所3日目、真駒内会場へ地下鉄で移動、会場は自衛隊の敷地の中にあり入場するには金属探知機をくぐります。子供用の滑り台がついた雪像がほとんど、子どもがおおぜい並んで待っていました。小さな子どもの面倒を見るたり、ラッパの演奏を見せたり、雪像をバックにシャッターを押してくれる隊員の姿を見ると、イラクへ派遣されている自衛隊の無事をあらためて祈りました。昼食は市内に戻りラーメン横丁でラーメンを食べ、昼間の大通り公園の雪像を見学して、札幌駅から新千歳空港へ、17時のエアデゥと全日空の共同便で帰路につきました。今回の旅は、寒いだろうとの予想に対して、驚くほどの寒さはなく、バスの中では暖房を切るほどで、携帯用のカイロはほとんど使いませんでした。雪はほとんど降りませんでしたので見学は大変楽でしたが、雪の降っている北海道も見たかったとの贅沢な感想もありました。[TOPへ]
真駒内会場 真駒内会場
自衛隊ラッパ演奏
大通り公園松井選手
真駒内会場 真駒内会場自衛隊ラッパ演奏 大通り公園松井選手
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