ＨＥＬＬＯ！ＢＡＢＹ
こんにちは！あかちゃん
こんにちは！ご来場ありがとうございます。
ここでは私の中にいる新しいちいさな命の成長を書いていきたいと思います。
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2003.4.14 安産＆難産・・・新しい命の誕生 （妊娠39週目（妊娠10ヶ月））
４月14日午前６時。下腹部に鈍痛を感じて目が覚めた。 １週間前より時々鈍痛を感じてはいたが、何度も痛みを感じる。 もしかして陣痛？・・・と思い時間の間隔を計ってみると、約10分間隔。 とりあえず病院の診療時間まで様子をみることにした。 午前９時。状況は同じだったので、これは陣痛と思い病院に連絡して行った。 診察してもらったところ、子宮口の開きは7cm。赤ちゃんもまだ下がってきていない。 まだ出産までには時間がかかるとのことで、陣痛の間隔が５分になったら来て下さいと 言われ、一旦家に戻った。 家に戻ると痛みが急激に増した。時間がかかると言われた割には痛みも強くなるし 間隔も短くなっている気がする。 午後12時の時点で既に５分間隔になっていた。病院に行ってからまだ３時間しか 経っていないが、再度連絡して向かった。 再び診察してもらうと、子宮口の開きは午前中と同じだが、赤ちゃんがかなり下がっている ので、そのまま入院となった。 病室のベットの上では、容赦なくやってくる陣痛にひたすら耐えつづけた。 本には、「陣痛は少しずつ痛みが増して間隔が短くなってくるので、 痛みの合間にはＣＤを聴いたり本を読んだりしてリラックスしましょう。」なんて 書いてあったが、そんな余裕は全くなく、（笑） ベットの脇の壁に手を押し付けたりガンガン叩いて耐えてました。 午後３時。助産婦さんが診察すると、子宮口は全開（＝10cm）。 「全開したから分娩室に行きましょう。この調子だと早く産まれるね。」と言われ、 分娩室に向かった。 ところが・・・。 助産婦さんのリードで何度もいきむが、下がってきているはずの赤ちゃんが なかなか出てこない。 医者と助産婦の間で、麻酔やら切開やら点滴やら聞いたことない薬の名前やらが 飛び交っていて、赤ちゃんは大丈夫なのか心配になったのと、 緊急で帝王切開になったらどうしようと不安だった。 私自身も痛みと疲労で心身共に限界だった。 医者は「吸引でやろう」と指示を出し、赤ちゃんの頭を引っ張り出すことにした。 そして、分娩室に入ってから約１時間30分後、無事産まれたのでした。 赤ちゃんがなかなか出てこなかったのは、 本当なら赤ちゃんは徐々に回旋しながら下がっていって産まれるのが 急に下がってしまった為、上手く回旋できず頭がつっかえていたのと 出産直前までお腹の中で動いていたせいか、へその緒が首に巻きついていた為でした。 陣痛開始から出産までは10時間半と安産でしたが、最後の最後で難産でした。 でも、赤ちゃんが無事に誕生してくれたから、本当によかった。 産声を聞いたときは、自分のお腹の中で10ヶ月育っていた我が子とやっと会えたという 喜びと、出産を乗り越えた達成感でいっぱいでした。 これで、「ＨＥＬＬＯ！ＢＡＢＹ」は最終回です。 娘「MIYU」の成長ぶりは、「ＭＩＹＵの部屋」で紹介していきたいと思います。
2003.3.6 もう少しもちこたえないとね。 （妊娠34週目（妊娠９ヶ月））
３月に入った。いつもと同じように朝１番で病院へ向かう。 いつもと同じ時間に病院に行ったが、今日は待っている人が少ない。 今まで同じ時間帯に来て待っていた妊婦さん達は、もしかしたら出産を終えたのかも しれないなーと思いつつ、呼ばれるまで待っていた。 超音波で赤ちゃんの成長をチェックしていたら、 「赤ちゃんだいぶ大きくなってきたね。」と言われた。 推定体重2300ｇとのこと。２週間で500ｇ大きくなったことになる。 どおりでお腹がますます重く感じて、時々腰が痛くなったりするわけだーと納得。 ただ、相変わらず赤ちゃんは下がり気味と言われてしまった。 「今産むにはちょっと早いから、もう少しもちこたえないとね。 決して無理しないようにね。」とコメントをもらって検診は終わった。 「無理をしない」と思っていても、 正直なところ、どこまでの動作が「無理」の境界線になるのかが、 イマイチわからなかったりする。 自分ではこのくらい大丈夫！と思っていることでも 体（特にお腹）に意外と無理がかかっちゃっていたりしたこともあったのかも・・・。 またまた反省。
2003.2.20 無理は禁物 （妊娠32週目（妊娠９ヶ月））
今回から２週間おきの検診。 ２週間おきだと、アッという間に検診日がきた気がする。 まず、前回おこなった貧血検査の結果を聞いた。 ラッキーなことに、貧血は全く問題なしだった。 先生に、「１度くらい貧血という結果がでるんだけどねぇー。優秀だねぇ。」と 妙に褒められてしまった。 レバーは大嫌いだけど、毎日ほうれん草やら小松菜やら食べたり、 納豆やひじきをまめに食べるようにしていたのがよかったのかも。(^^) 次に、超音波検査。 赤ちゃんは頭を下にして、元気に心臓を動かしていた。 推定体重は1800g。順調に成長しているとのこと。 ただ、自分の体重が、２週間で1kg増えてしまっていた。 先生に、「ちょっと気をつけてね。」と言われてしまった。(^^;) 妊娠後期に入ったせいか、今までより念入りに超音波検査をしていた。 すると、先生が最後に、 「ちょっと赤ちゃんが下がり気味だから、安静にね。」 と言った。 確かに、この２週間の間に、友達の結婚式に出席したり、 赤ちゃん用品の買い出しに行ったり、 里帰り出産前に、家の荷物を整理整頓したり・・・と 結構体使っていたからなぁ。 自分では大丈夫と思いつつも、無理をしていたのかもしれない。 出産まであと２ヶ月をきった。 油断しないで、おなかの赤ちゃんを大切に、無理は禁物！と反省したのでした。
2003.2.6 祝！逆子が治った〜 （妊娠30週目（妊娠８ヶ月））
１ヶ月振りの検診日。いつものように朝早く病院へ向かう。 この１ヶ月間、気になることがいろいろとあった。 まず、前回言われた逆子ちゃんが治っているか。 今回の検診で逆子のままだと、今後お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて 体の向きを変えづらくなり、逆子のままの確率が高くなるからだ。 次に、最近お腹が張りやすくなったが、異常ではないか。 この１ヶ月間で、お腹が急にせり出してきた。 真っ直ぐ立つと自分の足が見えないくらい。 そんなお腹が、毎日、特に夜になると、石のように固く張るようになってきた。 このおなかの張りがもし早産の兆候だったらと気になっていた。 診察台に寝かされ、まず医者が「逆子が治っているといいんだけど。」と言った。 看護婦さんが一応お腹を触診してみるが、よくわからなかったようだ。 その後超音波で赤ちゃんの状態をチェックすると・・・ 「お、頭が下にきたね〜。」と医者が言った。 よかったあ！！！逆子が治っていた。嬉しい！ 赤ちゃんの成長も順調。推定体重1,500gとのこと。 大きくなってきたなぁと実感。でもあと２ヶ月ちょっとの間で倍近くになるのね。 今既にお腹が重く感じているのに・・・大変だわー。 そして、次に医者から、 「性別わかるけど、知りたい？」 と言われる。 つ、ついにきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁと思い、事前に知りたかった私としては、 即、「教えてください。」と答えた。 すると・・・・ 「女の子だね。」 と言われた。 聞いた瞬間、私はぽかーんとしてしまった。 何故なら、ここ数ヶ月間、お腹の赤ちゃんは元気すぎるくらい ぼこぼこと蹴ったり（時には痛いくらいに）うにょうにょと動いたりしているから、 この元気さは男の子かもと思っていたからだ。 でも私としては、女の子がいいなあと思っていたので、嬉しかった。 まあ、これはあくまでも超音波画像での判断で、 実際生まれてきたら実は違った、なんてこともありうるので、あしからず。 超音波検診の後、貧血検査の為、採血を受ける。 赤ちゃんが成長してくると、母体の血液をどんどん赤ちゃんに送っている影響で 母体の血液が貧血気味になりやすいそうだ。 もし次回の検診で貧血と診断されたら、鉄分を多く摂るべく食事指導をされるだろう。 鉄分が多い食品の代表といえば、レバー。 でも私、レバー大大大嫌いなんだよね・・・。今から診断結果がヒヤヒヤである。 最後にもう１つ気になっていたお腹の張りのことを聞いてみたら、 お腹が大きくなってくるとよくあることで、 早産の兆候ではないと言われて、ホッ。 今回から検診は２週間に１度となるので、今度の検診は再来週。 新しい年になって、あれよという間に妊娠８ヶ月。ついに妊娠後期に突入した。 早いような・・・長かったような・・・。 でもこれからが正念場。赤ちゃんと共に頑張らなきゃと思う今日この頃です。
