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オコモコのアトリエは、街の通り沿いにあります。
朝は小学生が元気に通りを登校していき、夜はよっぱらいのお父さんが鼻歌を歌いながら帰って行きます。
アトリエは10㎡ほどの狭いスペースで、そんな街の様子を見守りながら、
デザインから裁断、縫製、打合せや時には接客まで全てをここで行なっています。
ミシンが３台にテーブルが２つ、壁には出来あがったバッグたちが並んでいます。
置いたバッグがはえるようにアトリエは床も壁も天井も真っ白です。
各国から取り寄せられた個性的なファブリックは、コットンが中心で常時５０種類以上あり、
取手も皮紐やナイロン、籐などいつでも合わせられるようにストックしています。
日中はどうしても雑用に追われてしまい、作業に集中できません。
テンションが上がってくるのは午後１１時から、気が付けば空が白々してくる事もあります。
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こんなオコモコです
