たま-ゆめ崖線の甲殻類、貝類


オカモノアラガイ


 陸貝で、水田や河原などの、湿った場所の近くにある植物の葉の
上でみられます。梅雨の時期〜夏に多く見られ、大丸用水堰上湿地
にある1本道を歩くと、沢山いるのを見ることができます。
 よく知られているカタツムリ(ミスジマイマイなど)とは異なり、
比較的、縦に巻き上げた形の殻をしています。殻高は2cmくらい。
殻は薄く、中が見えるくらいです。近縁種にモノアラガイというの
もいますが、モノアラガイは水中に多く、触角がありません。
 オカモノアラガイを中間宿主とする寄生虫(レウコクロリディウ
ム)がいるのが知られていて、最終的にスズメに寄生するために、
芋虫に見せかけてオカモノアラガイを食べさせるということです。

見られる場所
大丸用水堰上湿地(多摩川大栗川合流点)など


以下続々掲載予定。

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